文学の嗜み

文学表現全体の総合的な研究

文章表記の目安やよりどころになる共同通信社や時事通信社の用字用語集

報道関連の用字用語には、決まりや表記の基準のようなものがあります。それを示したのが、共同通信社の『記者ハンドブック』や時事通信社の『最新 用字用語ブック』です。日本の記者の多くは、こういったハンドブックを基準にしています。

共同通信社の『記者ハンドブック』
 

 

時事通信社の『最新 用字用語ブック』
 

 

これらの用字用語集が、何を参考にして編纂されているかと言うと、日本新聞協会用語懇談会や文化審議会の議論、内閣告示、常用漢字表などです。これらは、社会活動や学校教育における国語表記の目安にも関係しています。
よって、記者だけでなく文章を書くすべての方の役に立つハンドブックといえるでしょう。文章を書いていて、文章表記に迷うことの多い方は、よりどころにするとよいかもしれません。

新聞記事の意義は、正確な情報を、分かりやすく、読みやすく、やさしい文章で伝えることです。そして、できるだけ統一した基準を守ることを原則にしています。
新聞社には、多数の記者が所属しています。速報性も重要であり、締め切り時間があります。そういった中で執筆するので、あらかじめ基準のようなものがあった方がよいのです。そうすれば、迷わずに済むからです。

新聞記事の決まりや表記の基準は、仕事で文章を書くときや、ブログなどで情報発信する際も、参考になると思います。用字用語集には、同音異義語の書き分けや送り仮名の付け方など、文章の基本的なことを確認するのに役立つ、多くの情報が載っています。
一般の方が、分かりやすく読みやすい文章を書きたいときや、文章の統一した基準を知りたいときなどにも、よりどころにできます。さっと調べられるハンドブックなので、使い勝手がよいという利点があります。